巻機山に行ってきました
5月のある日、群馬県と新潟県の県境にある、巻機山(まきはたやま 1967m)に行ってきました。
天気は、幸いに前日から晴れで、登山当日も好天でした。
登山コースは2コースありますが、大半の方は尾根コースを行きます。
自分たち2人組も尾根コースに進みます。
急登が続きます。
五合目の道標が出てきました。
でも、この先がとても長い事が後で分かりました。
本当に五合目なの!?ていう感じ。
六合目過ぎたあたりから雪が現れます。残雪期の登山です。
雪の量は結構ありましたが、柔らかく、アイゼンは不要です。一応軽アイゼンを持参したのですが使用する場面はありませんでした。
登りの時は雪がグズグズ状になっているので、スリップして疲れます。
同行者や他の人は、ほぼ100%近くダブルストックを使用して登って行きます。
自分はシングルストックです。
頂上らしき物が見えています。柱が立っています。
そこには「ニセ巻機山」とあります。正式名は「前巻機」
いかにも頂上らしいのでニセとあるのですね。実は自分は2003年11月2日に
この山に来ていますが、このニセ巻機山で下山しているのを今気が付きました。
どうしてか?自分でも分かりません。疲れてここを頂上と勘違いしたのでしょうか?
その時、この「ニセ」という道標があったかの記憶もありません。
ただ、鮮明に覚えているのは、立っている位置から前に広がる少し高い山を鮮明に記憶しています。
それが、これから向かう、巻機山の頂上でした。ガーン!
少し下ります。まるで頂上から下る感じ。下り終わると避難小屋が見えました。
初めて見ます。当然です。ここには以前は来ていないので。
小屋は7~8割ほど、雪に埋もれています。
小屋の右手を見ると一気に登り勾配。皆さん、登って行きます。
登山ルートとは違う所に人影が見えました。(写真が無くてスミマセン)他の人もそちらを眺めています。
少し経つと、山スキー?で降りてくる人が見えます。アッと言う間に降りてしまいます。
10時9分、やっと頂上に到着しました!。頂上は高山植物の保護エリアの為、道標等はありません。近くにケルンのみがありました。
頂上ケルンを降りた近くで記念撮影とポットのお湯でドリップコーヒー、パンの軽食を取りました。頂上で飲むコーヒーは格別です。
ここは風が無く、天気と眺望が良くて最高でした。
休憩を終えて下ります。
雪面を滑るように?下ります。アッと言う間に下ることができます。
360度の景色を楽しみながら下ります。
雪面が終わり、通常の登山道に変わります。
雪解け水が流れていて、ぬかるんでいます。転ばないように気を付けましたが
スリップしてお尻をよごしてしまいました。仕方ない!
13時30分過ぎに無事に登山口に到着できました。
残雪の登山は最高でした!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。m(_ _)m