日々精進!mountainkunのブログ

山登り関連を中心に記録をご紹介します。

再び北海道の山へ

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斜里岳の遠景

今年の7月に続き、9月にも北海道の山へ登山チャレンジしました。
今回は、道東の山3山にチャレンジ!

羅臼岳20日)、斜里岳(21日)、雌阿寒岳(22日)

 

前回は2人で来ましたが、今回は1人。日程もキツキツで、1日1山。3日。
行く日と帰る日の2日合わせて、合計5日の日程です。

 

1人なので、全て1人で考え行動しなければなりません。当たり前ですね。
無事に登山、下山できるか不安でした。

前回同様、3山全ての紹介は余裕がないので(汗)、印象が良く尚且つ天候が良かった
斜里岳を紹介します。ちなみに羅臼岳雌阿寒岳の2山は天候が悪くガス(霧)と暴風で頂上からの展望はゼロでした。(残念!)

 

斜里岳、標高1547m アイヌ語名は「オンネヌプリ(onne-nupuri)」であり「大なる(←年老いたる)・山」を意味する。現在の名称については斜里川の水源に当たることからとされている。オホーツク富士、斜里富士とも呼ばれる。
山頂部は斜里岳、南斜里岳、西峰からなる。二等三角点名は「斜里岳」。
火山の基底は直径約12km、山体比高950m。活動時期は約30万〜25万年前。
中央火山は溶岩円頂丘。山頂には6個の爆裂火口がある。-wikipediaより-

 

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羅臼ビジターセンター(WEBよりいただきました)

 

登山前に「羅臼ビジターセンター」を訪れたのですが、残念ながらコロナ禍で臨時休館をしてました。

 

朝5時、宿を出発します。登山口にある町営宿泊施設「清岳荘」を目指します。しかし!レンタカーのカーナビに清岳荘が検索されません、事前に調べてあった電話番号では町役場が出てきます。焦ります!え~!
スマホで検索するとヒットしました。仕方なく、スマホのナビで出発します。

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清岳荘前の駐車場

 

30分ほどで、無事清岳荘前の駐車場に到着。既に何台か止まっています。出発準備中の方もいます。

 

前日の羅臼岳の筋肉痛をこらえながら、支度をします。
6時に出発です。


ここの登山コースは「一の沢川」に沿った登山道で、途中、旧道(沢登り)と新道(山登り)に分かれます。
登り始めはこの川を十数回、渡渉します。道を探すのに苦労しました。

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二股または下二股

二股 7:07
ここで旧道(沢登り)と新道(山登り)に分かれます。事前情報で旧道は岩登りに近いそうです。
よって、滑落の危険もあるので、遠回りになりますが、新道(山登り)を選択しました。
新道はいきなり、急登です。それもずっと続きます。多分尾根まで、登るのでしょう。とても苦しい!

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熊見峠 8:07
下二股から約1時間で「熊見峠」に着きました。樹木は低くハイ松の多い山の尾根状の場所です。
名前は好ましくありませんね。熊は見たくありませんよー。

 

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8:54 竜神の池の道標を通過

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上二股

上二股 9:03
ここで、旧道と新道が合流します。
登山口にお社が有った為か、沢に「紙垂」(シテ、白い紙飾り)が飾ってありました。
ここから、また急登が始まります。

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馬の背

馬の背 9:35
一瞬、頂上か!と思いました。でも違いましたー。まだ左の先です。汗;

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頂上 10:00
やっと着きました!標高1547m、時刻もジャスト10時 360度視界良好です。1組の登山者が下山しようとしていたので、すかさず、写真撮影をお願いして撮ってもらいました。その後、しばらく頂上には自分一人でした。

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遠くに羅臼岳

遠くに昨日登った羅臼岳が見えました。頂上が見えますから今日はあちらも視界が良い様です。


菓子パンとポカリ、ゼリーを飲んですぐに下山します。
滞在時間は約15分。頂上直下に道標の様なものが。二等三角点でした。

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下山開始 10:20

下山の様子は割愛させてもらいます。
熊見峠からの新道の下山は急勾配のため、筋肉痛と闘いながら苦しかったです。

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登山口 13:34
無事に登山口に到着、しばらく林道を歩きます。

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清岳荘 13:55
無事に清岳荘に到着しました。

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お社様にお礼のお参りをしました。ありがとうございました。


スマホアプリCompassに下山届の入力をします。スマホアプリYAMAPの活動を終了させます。
ケガも無しに晴天の中、無事に下山出来て本当に良かったです。山の神様に感謝です。

 

全般的な感想ですが、ガイドブックにもありましたが、標高は1500m少々ですが、道は険しく、本州の3000m級の山に近い様子です。ヒグマや川に潜むエキノコックスに注意しながら登山をしなければなりません。ヒグマにはだいぶ気を使いました。熊撃退スプレーを宅急便で送って身に着けたり、電子ホイッスルで大音量を出したり、熊避けベルは常時です。エキノコックス対策は川や沢の水は飲まない、触らないです。潜伏期間が5年もあり、感染すると5年後に発病との事。怖いです。あと細かいですが、トイレは携帯トイレを持参し、トイレBOXで用を済ませ、現物は持参して下山が必要です。そんな中で無事に帰れて安堵しています。

皆さんの参考になれば幸いです。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。